もかのこと
年末、骨を飲んでしまって調子の悪かったもか。
本人元気なのでこちらが油断して、年末30日に病院に行ったけどそのまま正月を迎えてしまった。
年始も何度か病院に行き、これは本当におかしいと思ったのが年が明けて6日
レントゲンを撮ってもらったら、胃の手前食道に骨が引っかかっていた。
このとき、もかはすごく元気だったので、いまいち深刻ではなかった私。
先生から、内視鏡のある病院にすぐ行くようにいわれて、8時に駒沢にある夜間動物病院に。
食道は、消化器官でないため胃からの消化液などがたまると簡単に穴があいてしまう。穴があくとそこは肺。呼吸器に直接消化液がかかれば、大変なことがおこるのは想像できる。
でも、先生にいわれるまで、そこまで逼迫しているとは思ってなかった。
もかが元気だったので、夜間病院の先生も血液検査をするまでたいしたことないかもと思っていたらしい。結果、炎症反応が30倍の数値。ここで院長先生登場。
夜間病院の先生に、やったことがない危険な内視鏡であること、執刀医のほかに外科の先生がいないと万全ではないこと。成功率は三割であること。今日すぐは手術ができないし、最前は日本高度医療センターで万全の準備をしてもらって手術に望むのが最善ではないか。
図解で丁寧に教えてくださった。
一気に酸素が薄くなる感覚。
いろいろお聞きして、翌日日本動物高度医療センターに朝からいくことにして、その日は23時半くらいから、翌朝5時まで夜間病院で入院措置。とにかく食道を保護する薬を5ml3時間ごとに飲ませて、消炎の薬。点滴。
翌朝、ここあは友達にお願いして、8時半にJARMeCの隣のコンビ二の駐車場で先生からの連絡をまつ。
10時にみていただけることになって、待合室へ。
いつもここもかを預かってくれるパパママが、前日の夜間病院も一緒にいてくれて、JARMeCも駆けつけてくださって。junさんが会社に行ってしまってもかと二人で待合室は本当に心細かったので、顔を見て安心したり。
先生が、消化器科の先生で、循環器科の先生と手術をしてくださること、内視鏡で取れるのではないかとの所見、日が経っているので、胃ろうでしっかり食道を休ませる措置を取ること。今までの誤飲のデータ。先の話をしてくださるのが、本当にほっとした。穏やかな優しい先生。夜間病院の先生が、私たちに包まずお話ししてくださったので全部は言いませんよーって。
手術待ちのもか。写真を撮る手が震える。
しずかにいいこに待ってた。顔を見に行ったらしっぽを振ってくれた。
緊急手術が入ったりして、少し手術の時間が遅れたけど、術後、一緒に担当してくださった先生が無事に終わりました〜と走ってきてくださった。
結果、手術も内視鏡のみ、胃にも落とさず無事にひろっていただいて、先生の思い描いた中で一番簡単な手術で開腹することもなく手術成功。
胃ろう措置もしていただいて、一週間入院。
もか、命をつなぎました。
もかがんばったね。
内視鏡のし手術の後、急いで夜間病院の先生に連絡したら、先生、指示がまちがってなくて本当によかったと。うちのホームドクターの並木先生にも連絡したら、看護婦さんがもかちゃん!どうでしたか???って。みんなに心配していただきました。預かりママやパパ、お友達にもお世話になりっぱなし。
入院
面会は至って簡単。受付で名前を書くと、看護士さんに呼ばれる。
もか登場。エリカラ外してもらう。
JARMeCの面会は12時から4時までしっかり会える。ケージの前にパイプいすも用意してくれて、おのおの家族がゆっくり過ごしています。消化器に関係のない手術なら、待合室のソファで一緒にいるのも可能。うちはご飯も食べられないし、面会は入院室の中。
よくよく考えたら、もかって一人でお泊まりは初めてで、面会にいくとだっこされてしばらくたってからピーピー文句。
なんでここにいるのかわからないよね。
涙目。
点滴中、入院して翌日土曜日と翌々日日曜日はご飯なし。
とにかく水分を入れて、麻酔が完全に切れるのをまつ。
手術の翌朝は口から泡が出る子もいるみたいだけど、もかは平気だったそう。
金曜日の手術だったので、土曜、日曜と周りの面会も多かった。
床に大きなトイレシートを引いてくれるのでその上だったら何をしていてもOK
結局日曜日の夕方にはご飯も胃ろうで開始。最初は1/12くらいの少しの量から。
足裏もしゃもしゃ
これは火曜日だったかな??
だっこしたら胸までびしょびしょで、点滴が漏れてた。
針を抜いてもらって、包帯もかえてもらった。お水は口から飲むことに。
このときご飯は1/6トータルで1/2くらい胃ろうから入れてた。
病院は、タオル、トイレシート、トイレシートと3重になっていて、おしっこをするとすぐにかえてくれる。
看護士さんたちも午後の手術の忙しい時間以外は用事を片付けながらひっきりなしに様子を見てくれるし、面会時間に先生の手が空けば、様子をきかせてくれる。
みんなとってもびっくりするくらい優しい。
タオルに名前を書いて差し入れたら、毎日洗ってくれて昼間は洗濯中。退院のときも洗ったのを袋に入れて返してくれた。
すごいのは術着。こんな機能的なのがあるのね。背中のところにチューブを背負ってます。
こんなのが、避妊手術のときもあったらよかったね。
飼い主もずいぶん落ち着いた入院中でした。
こんなにひろいもかの部屋の写真